看護師大学生日記

日記です。何でもいいから書いてみます。

看護と研究

病棟勤務看護師が行っていることの中に、看護研究なる物がある。

 

なぜ、「研究」の文字の前にわざわざ「看護」をつけるのかは謎である。病院や施設によっても研究の実施などは様々変わって来るとは思うが、そもそも看護師には研究などを行って看護学の発展に寄与しなくてはならない、といった様な事が看護職の倫理綱領に書かれている。

 

看護職の倫理綱領 日本看護協会

https://www.n urse.or.jp/home/publication/pdf/rinri/code_of_ethics.pdf

(2021年8月22日閲覧)

 

多くの総合病院などで看護師を続けてゆく場合には、看護研究を行う機会があると思う。そして、多くの場合看護研究は上から「あなた看護研究やってね」といった感じで半ば強制的に行うことも多い。

 

これが、研究嫌いの看護師を量産している一つの原因であると考える。

また、研究を行う時間は通常勤務時間外で行う場合が殆どであり、多くの場合残業代などは出ない。研究を行う場合には、完全に時間外で無給状態で研究を行う必要がある。

 

自分も、総合病院勤務時代に諸先輩方が、時間外で毎年持ち回りの看護研究のテーマや諸々を考えていた様子を見てきた。

 

臨床を行いながら、看護研究を行うには中々厳しい戦いが待っている。そもそも、自分がいた病院の看護師の諸先輩方に修士や博士課程を修了した方はいなかった。

その様な中で、看護研究を行っていた。

 

決して、「学位を持っていないから良い研究が出来ない。」といった事を言いたい訳では無い。しかし、研究を行う上で研究の作法をしっかりと学んでいない状態で行う研究は、効率が良くないと感じる。

 

看護研究には色々と思うところがある。いろいろと、書きたい事があるがしっかりとまとめて書いていきたい。